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4月 5, 2021

門松の家

  • 寄稿者: Yashiro/
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門松の家

福岡の中心部から少し離れたベッドタウンである粕屋町、門松駅のほど近くに「門松の家」はある。建て主は築25年の中古マンションを購入した。マンション特有の部屋数は多いけれど、収納が少なく、使いづらく、冬寒い4LDKタイプの住戸を一旦スケルトンにし、過不足無い収納、使いやすい動線、風が抜ける通風計画を含めた 居住者の生活に即した間取りにリニューアル。 使用する素材は戸建て住宅と同様に国産木材や塗り壁など自然素材とし、従来のマンションにはない空気感と居心地の良さを実現した。 都市部は土地価格が高騰しており、福岡市近郊での家づくりは予算的に難しい面も多い。値頃な中古マンションを購入し、戸建て住宅のように自分好みにアレンジでき、尚且つ戸建てよりも安価な「木のマンションリノベーション」は既存ストックを利用すると共に、新しい家づくりの手法として見直されるかもしれない。

建築地:福岡県糟屋郡粕屋町
家族構成:夫婦、長男、次男
用途:集合住宅(マンションリノベーション)
面積:77.92㎡

9月 24, 2020

浦志の家

  • 寄稿者: Yashiro/
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浦志の家

第33回 福岡県美しいまちづくり建築賞 住宅の部 大賞受賞

敷地は糸島市中心部に位置し、ドラッグストアに近接することから周辺は交通量も比較的多く、人と車の往来が途切れることはない。当該敷地は、交通量の多い東側道路と周辺住民が主として利用する南側道路に面した南東の角地である。周辺宅地は既存住宅の建て替えや売却され、新規宅地分譲等により次々と新しい街並みが形成されている。住まい手はこの地に生を受け、長い時間をこの地で過ごしてきた。そして、これからもこの地に根を張り、暮らしていくにあたり、全てを書き換え、上書き保存するような住まいではなく、今あるものを活かし、その記憶を継承していく、そんな住まいの在り方が望ましいと思い、長くこの地に根付いている杏とマキの生垣を残すことを提案し、建て主も快く了承してくれた。
 既存樹木を中心とした植栽帯により、外部からの目線を遮りながら、緩やかに街と繋がり、内部からは豊かな緑を感じることが出来る。2方向の道路に対して建築のボリュームを抑え、低く長い軒により慎ましやかな佇まいにするとともに、全体高さを抑えることで北側隣地に建つ両親の住まいに配慮し、また相互に行き来が出来る配置計画とした。生涯におけるライフサイクルの中で子供が個室を使用する期間は非常に短い期間であること、また隣に両親の住まいがあり、居室も余っていることから、計画当初より個室としての子供室は設けなかった。内部は大きなワンルーム空間であるものの、南側に広く設置したベンチや地窓から庭を眺められる小さな和室、開放的な勾配天井で繋がったロフト等、心地良い居場所を随所に配した。南側の大開口は内外の境界を曖昧にし、豊かな緑を持った外部空間を内部に取り込むことが出来る。外壁や軒天、内部天井、床などは九州産の木材とすることで、地産地消による地域活性化にも寄与出来、玄関ドアや一部サッシも木製とすることで、経年変化を楽しむことが出来るものとした。また、耐震等級3相当の構造とHEAT20G2グレードを超える断熱性能など、建物としてのスペックも妥協していない。小さいながらも内外一体となった居心地の良い居場所が点在する住まいとなった。

建築地:福岡県糸島市
家族構成:夫婦、長女、次女、長男
用途:専用住宅
面積:79.49㎡(24.04坪)

1月 22, 2020

上井手の家

  • 寄稿者: Yashiro/
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上井手の家

荒尾市内の県道沿い。北側には田園風景を介し、遠くの山々を望むことができる。南側は裏山といった感じで比較的近くに山を感じることができる。周囲を山に囲まれた自然豊かな土地である。建て主の要望は、平屋建てであること、車を3台以上駐車できること、それ以外はある程度任せたいということだった。
 
最初に考えたのはこのロケーションの美しさを建物内に取り込みたいということだった。南側の近景の山と北側の遠景の山、性質の違う風景を繋ぎ、南北に視線が抜ける開口部を意識した。1歳の男の子を持つ子育て世代のため、家事・育児に配慮した動線計画とし、出来るだけストレスなく生活できる住まいを目指した。
リビング続きの和室は小上がりとし、子どもの遊び場やお昼寝場所となっているが、仕切ることもでき、将来は客間としても機能する。
LDKは屋根勾配をそのまま表し、和室や玄関と視覚的に繋がるダイナミックな空間とした。
建て主から竹を使ってほしいというリクエストからリビングの天井や床の間などに竹を使用した。白黒の古民家を思わせるインテリアに加え、和の趣きを演出するのに一役買っている。
内観外観共に昔からこの地にある建物ではないかと錯覚するような土地にフィットした住まいである。

建築地:熊本県荒尾市
家族構成:夫、妻、長男
用途:専用住宅
面積
1F:1F:103.51㎡(31.31坪)


12月 14, 2018

平山の家

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平山の家

荒尾市内、路地の袋小路。
敷地は広いが、転回スペースはなく、車で進入するとバックで数十メートルを引き返さなければならない奥まった土地である。建て主は長男夫婦で、新築を機に両親との同居を考えていた。建て主からは駐車スペースを広く確保し、転回が出来ること。両親と同居のため、お互いの生活が程良い距離感で行えること。自然な素材を使い、居心地の良い空間とすること。という3つの要望があった。

3世代が共に暮らすリビングは畳敷きとし、客間の和室と続き間でウッドデッキと庭とも繋がる。食事の際は建て主の弟家族も含めて9人が一斉に集う憩いの場となる。上下階で世帯を分け、1・2階それぞれの空間を大きなひとつの屋根で覆われたおおらかな佇まい。内壁外壁共に火山灰白州壁を採用し、真壁づくりで柱・梁には地元八女杉の天然乾燥材を表しとした。温故知新を体現する、モダンな和のデザインでありながらどこか懐かしさを感じさせる居心地の良い住まいとなった。

建築地:熊本県荒尾市
家族構成:夫、妻、長女、父、母
用途:専用住宅
面積
1F:81.15㎡
2F:46.37㎡
TO:127.52㎡(38.57坪)


10月 26, 2017

江戸屋敷の家

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江戸屋敷の家

敷地は東側に両親宅、南には隣家が迫っており、北側も木々が生い茂り、お世辞にも住環境が良いとは言えない。
設計当初、2階リビングを提案したものの、子育ての観点、老後の生活等を考慮し断念することとなったが、
シンプルなプラン、吹抜を中心としたゾーニングにより家の中は天窓からの柔らかな光で満たされている。
格子や畳といった和のテクスチャーが暮らしに安らぎを与え、窓から覗く木々の緑が暮らしを豊かにしてくれる。
スープの冷めない距離で祖母と両親、そして若夫婦世帯、4世代が暮らすおおらかな住まいが完成した。

建築地:福岡県久留米市江戸屋敷
家族構成:夫、妻、長女、次女
用途:専用住宅
面積
1F:57.13㎡
2F:52.17㎡
TO:109.30㎡(33.06坪)


6月 11, 2017

太田の家

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太田の家

お茶とイチゴを栽培する農家住宅。両親が暮らす母屋を残し、元々は農業用倉庫があった場所での新築計画。限られた面積の中で、一階は大部分が農作業のための外部空間となっている。南側隣家との距離も近い為、開口部を制限し、吹抜からの採光を主としている。明快なゾーニングにより、しごと・暮らしを両立することに成功した。また、母屋を残すことから、敢えて主張しすぎない慎ましやかな佇まいとした。

建築地:福岡県八女郡広川町
家族構成:夫、妻、長女(6歳)、次女(2歳)
用途:専用住宅
面積
1F:66.24㎡
2F:58.29㎡
TO:125.03㎡(37.82坪)


10月 26, 2013

曽根崎の家

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曽根崎の家

計画地はJR鳥栖駅東側、7区画の小さな新規分譲地の一角にある。
建て主の要望は3つ。
子供が走り回れる広いリビング。外部空間との繋がりをもたせること。自然素材を多く用いること。
シンプルな田の字型プランによる開放的なリビングはいつも家族の笑い声で溢れている。
少し低い天井が内と外、部屋と部屋をシームレスに繋ぎ、面積以上の空間の広がりを感じる。
床・天井の杉板、シラス壁が触れるたびに落ち着きを与えてくれる。
週末が楽しみになる居心地の良い住まいとなった。

建築地:佐賀県鳥栖市
家族構成:夫・妻・長男(4歳)
用途:専用住宅
面積
1F:72.45㎡
2F:43.06㎡
TO:115.51㎡ (34.94坪)


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